カップヌードルCM 「現代のサムライ 篇」 30秒 / でんぱ組.inc

カップヌードルのCM 「現代のサムライ 篇」がなんか不愉快

最近このテレビCMがやたらと流れます。なんでしょうか、催眠にかかりそうです。そして毎回なんだか嫌な気分になります。なんでだろう。

 サムライってなんだ

CMのコンセプトは恐らく、俗に言う「アイドルオタク」が現代のサムライのように見えるよねって事だと思います。以下はYoutubeの説明欄です。

日本には、21世紀の今も、SAMURAIが生きているというストーリーです。
戦国時代、SAMURAI達は、鋼の刀を振り回し主君に仕えました。
しかし21世紀のSAMURAIは、サイリュームと呼ばれる光る刀を振り回し、「主君=アイドル」に仕えます。
今は、アイドル戦国時代。
現代のSAMURAI達は、昔のSAMURAIにも負けない熱気と迫力で、主君への忠誠を誓います。
もちろん21世紀のSAMURAI達にとって、カップヌードルは欠かせません。
腹が減っては、戦は出来ないからです。

戦国時代とアイドル戦国時代を掛ける発想は面白いけど、「ドルオタ = サムライ」というのがなんとなく腑に落ちません。「サムライ」の本質ってなんでしょうか。「武士は食わねど高楊枝」って言うくらいだからプライドが高いイメージがあります。「斬り捨て御免」って言うくらいだから特権階級のイメージがあります。ドルオタを悪く言うわけじゃないけど、世間から小馬鹿にされることはあれ、決して気高く、優遇された集団という評価はありませんね。海外のニュース風に仕立てているという設定も関係しますが、「21世紀の今もサムライは生きています。」と言われると、やっぱり違和感を持つのです。

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初めて「でんぱ組.inc」というのを知った

クールジャパン

ところで、なぜ、わざわざ英語サブタイトルで、同時通訳風のナレーションが入っているのでしょうか。サムライ、フジヤマ!とステレオタイプの日本をアピールするでしょうか。それは「ワーオ、ニッポンって最高にクールだわ。大好きになっちゃう。」 +5 20代アメリカ、みたいな、臭い海外の反応ブログの如く、「オタクカルチャー = クール」のイメージの下、”外国人が日本を褒めている感”を出したいからじゃないかと穿った見方をしてしまいます。このような見方をしてしまうと、「お前ら、外国人から褒められると嬉しいんだろ?」と言われているような気がして、大変サブイ気分になるのです。もうね、行き過ぎた見方なのはわかってるんだけど、最近のテレビは「外国人がニッポンの文化を体験!」みたいな日本万歳番組ばっかりで、体が敏感になってるんですよ。

政府が「クールジャパン」で儲けていく、っていう路線を打ち出していくのはまあ、良いですけど、日本人自ら「クールジャパン」とか言って「俺達カッコイイ!」感を出すとね、もうそれはただのうぬぼれですよ。こと日本においては謙遜は美徳だったはずなのですが、このカップヌードルのCMからはそれに反しているわけですね。